YOHJI YAMAMOTO / ヨウジヤマモト
YOHJI YAMAMOTO / ヨウジヤマモトの基本情報
YOHJI YAMAMOTOとは?
様々な派生ブランドやラインを展開する株式会社ヨウジヤマモトの基幹ブランド。
81年にスタートしたハイエンドラインです。
山本耀司氏のデザインは、黒を基調とした展開と、独特のサイジングでの表現で世界のファッション業界に衝撃をあたえました。
徹底的に独自の世界観を貫く姿勢は、若年層から大人まで様々な層に支持されています。
基本的にコレクションは、制作からスタイリング、キャスティング、出番表、ヘアメイクまでを山本耀司自ら監修する事で作り上げられています。
2020SSコレクションでは自ら歌って制作したBGMを使用するなど、デザイナー自身のインパクトあるキャラクターも相まって、カリスマ的な人気を誇るブランドの一つとなっています。
特に近年は若年層向けのブランドラインの拡充などに力を入れています。
デザイナー
デザイナーは山本耀司。
1943年、東京生まれ。
慶應義塾大学法学部卒業後、文化服装学院でファッションを学ぶ。在学中に「装苑賞」「遠藤賞」を受賞。
新宿区歌舞伎町でオーダーメイドの洋装店を営む母のもとで育ち、ミシンの音とアイロンの匂いの中で育ったことがファッションに最初に触れた原体験となったそうです。
また、戦争未亡人の母が貧しい生活の中で懸命に働く姿に世間への反骨心も育まれたとのこと。
慶應義塾大学法学部入学後は、周りの友人が裕福な家庭出身で将来が約束されていることに無力感を感じ、バックパッカーとして世界を放浪したりなどのモラトリアム的な過ごし方をします。
卒業後、社会に出る意欲が無くなったために母親の洋裁店を手伝おうとしたところ、「何のために大学を卒業したのか」と激怒され、どうせ洋裁の道を進むのなら、と文化服装学院でファッションを学ぶことに。
1972年に株式会社ワイズを設立して、1977年東京コレクション、1981年パリコレクションにデビュー。
パリコレでは当時タブー視されていた、黒を基調としたコレクションを発表し「黒の衝撃」と呼ばれました。
現在も尚、自身のブランドのデザイナーとして第一線で活躍し続け、服やデザインそのものだけではなく、本人の人物像までもが多くのファンに支持されています。
二次流通市場での評価
近年、若年層からも絶大な支持を得ているブランドですから、中古市場でも高い評価を得ています。
新しいシーズンのフレッシュなものはもちろんですが、過去のシーズンのものにも伝説的なコレクションが存在し、今では貴重なそれらのアイテムはプレミアム的な価値を評価されて高額での取引がおこなわれています。
近年そういった過去の伝説的なシーズンを「レプリカ」として再解釈、再販するといった試みもおこなっており、過去のコレクションの価値もさらに高まっているといえるでしょう。
関連記事
公式サイト
公式ウェブサイト:https://www.yohjiyamamoto.co.jp/
公式販売サイト:https://theshopyohjiyamamoto.jp/
YOHJI YAMAMOTO / ヨウジヤマモトで高価買取を実現するポイント
状態が余程悪いものでなければ、安定して高いお値付けの可能なブランドです。
発売からの年数の経過も、評価額への影響は比較的小さく、逆に古いものは貴重なヴィンテージ品としてプラスの評価をさせていただいております。
アイテムの内側に付された品質表示タグから発売年などを判断しているので、LINE査定などをご利用の際には品質表示タグの写真をお送りいただくとより正確な査定が可能となります。