RAF SIMONS / ラフシモンズ
RAF SIMONS / ラフシモンズの基本情報
ラフシモンズとは
まずはラフシモンズがどのようなブランドなのかを説明させてください。
ラフシモンズはベルギーとフランスを拠点とするファッションブランドです。
トラッドでクラシックなテーラードスタイルと、それに反する反抗的なパンク精神からインスピレーションを受けたアバンギャルドなデザインが特徴的です。
90年代〜20年代に若者の間で大人気だったブランドです。
ブランドが出来て最初にヒットした地が日本ということもあり、世界ではじめてのラフシモンズのフラッグシップストアは2008年、東京の南青山にオープンしました。
ラフシモンズの生産委託先との契約提携終了等に伴い、一時はブランド存続の危機に面していたことなどから、南青山のショップは2010年に閉店しています。
現在でも、ラフシモンズの洋服はセレクトショップ等で取り扱われており日本でも購入することが可能です。
また、ラフシモンズの初期デザインの洋服をカニエ・ウエストなど著名人が着用するなどでリバイバルが引き起こされており、90年代〜20年代初頭のデザインで100万円を超える値がつくものも出てきています。
ラフシモンズのデザイナー
デザイナーであるラフシモンズはベルギー出身のファッションデザイナーです。
学生時代は工業デザインを学び、大学卒業後は家具のギャラリーでインテリアデザイナーとして活躍しました。
学生時代にファッションデザイナーの元でインターンをしていた際、パリのファッションウィークに参加しました。
マルタンマルジェラ(メゾンマルジェラ)のショーの演出に大きな感銘を受けたと語っており、これをきっかけにファッションデザインの道に進むことを決めました。
1995年にメンズブランドのラフシモンズを立ち上げ、その後90年代と20年代を代表するブランドへとなり、アディダスのスタンスミスやフレッドペリー、日本のメーカーであるアシックスとのコラボレーション商品も大きな話題となりました。
休業や復帰を経て、2010年代にはジルサンダー、クリスチャンディオール、カルバンクライン、プラダなどのクリエイティブディレクターも務めました。