mont-bell / モンベル

mont‐bellとは？

mont‐bellは大阪に本社を置く日本のアウトドアメーカーです。

衣料品の他、アウトドアに関するギアを扱っており、モンベルグループとしては日本国内のみならず、スイス、アメリカなどに現地法人を設立している世界企業です。

mont‐bellは1975年に創業者の辰野勇さんと山仲間と、真崎文明、増尾幸子と共に株式会社モンベルの設立から始まります。

「function is beauty」と「Light & Fast」をコンセプトに商品開発が行われており、アウトドアシーンだけに留まらずアウトドアMIXのファッションスタイルなどにも取り入れられています。

ブランドの特徴としては、他のアウトドアブランドと比較するとお手頃な価格帯で商品が展開されていることが挙げられます。

その一方で品質面では他のアウトドアブランドに引けを取らず、プロフェッショナルなアウトドアのシーンや、災害現場などのシーンでも活用されています。

名実共に日本のアウトドアメーカーの雄と言える地位を確立しているブランドと言えるでしょう。

デザイナー

mont‐bellの商品デザインは、市場調査をほとんどせずに、社内の企画部を中心にmont‐bell社員全員から出るアイデアをベースに行われているようです。

マーケティングに比重を置かず、本当に自分たちが使いたい、欲しいと思えるモノづくりをしているクリエイターは多くいると思います。

しかし、こだわり故の独りよがりになってしまっているというものも多く、そういったリスクを持って、信念を貫き続け、世界企業にまで展開されている現状は評価すべきものでしょう。

また、アルバイトから正社員に至るまで入社試験には個人のアウトドア経験が求められています。

一人一人が開発者であり、ユーザーであるゆえの妥協を許さないなモノづくりは、アウトドアメーカーのみならず、すべてのモノづくり企業のお手本とも言えるでしょう。

さらに、作りっぱなし売りっぱなしで終わらないアフターケアやリペアに積極的に取り組まれている点もユーザーを大事にする、ひいては製品のウイークポイントをもう一度攫うクリエイティブな取り組みと言えます。