alk phenix / アルクフェニックス
alk phenix / アルクフェニックスの基本情報
alk phenixとは?
国産のアウトドアブランド「Phenix」のハイラインとして、テクニカルなアパレルをコンセプトに、2015年に誕生した「alk phenix」。
ブランド名に掲げられている「alk」は日常生活の中でも最もベーシックな行為である「歩く」という意味。
Phenixはアウトドアやスポーツで培ったファンクショナルなテクノロジーを詰め込んだ様々なTPOに対応するアパレルウェアという意味を持ちます。
ラインの立ち上げと同時に就任した外部から招聘したデザイナーのエッセンスが詰め込まれたアイテムは、洒脱で都会的な様相で、都市社会におけるアウトドアの楽しみ方を再提案しました。
またアルクフェニックスは『ガジェットウェア』とタギングされることもあるように、ドッキングして組み合わせることで機能性が向上するようなシステムや、ミリタリー系のアイテムでは定番のモールシステムなども見られます。
何かと野暮ったく、機能性を足し算的に付加しただけになりがちなアイテムに辟易している方にもオススメなブランドです。
デザイナー
デザインはブランド立ち上げから2018年まで、ファッションブランドTEATORAの上出大輔が統括ディレクターとし就任し、スタイリストの岡部文彦がビジュアルディレクターを担当。
その後はalk phenixのデザインチームが引き継いでいます。
上出さんは数々の有名デザイナーを輩出している日本の名門文化服装学園を卒業されたのち、2004年にご自身のブランド「TROVE」を設立。
2013年より北欧家具のためのニットウェア「MOEVE AND MORROW KNIT WEARS」とクリエイターのためのワークパンツ「TEATORA」を発表しています。
ここまでのキャリアと当時の上出さんのコメントに「家具や家電を開発するように服作りに挑戦したい」とあるので、アウトドアメーカーのphenixと出会い、衣服としての枠を超えたギアやガーメンツといったもともと彼の指向していた分野とコラボすることでalk phenixが誕生したことが推察できます。